廊下と階段の掃除
廊下と階段は人の通路であるけれど、空気の通り道にもなっている。
廊下にも役割がある。暑さ、寒さを軽減して、直射日光を防いで臭いを落とす、湿気が直接部屋に伝わるのを防ぐ、などの役割がある。
一方で、家の空気を分断するので位置によっては凶作用が生じてしまい、家族が分裂するおそれもある。
階段は1階の天井と2階の床をカットして繋げているために、その部分は吹き抜けになる。これは、欠け、または開きになってしまい家相的に良くない作用が生じる。
階段の吉凶は、上り口、下がり口がどこに位置するかで確認することになる。
階段は家の中でも事故がもっとも起こりやすい場所で、方位の吉凶とともに、安全性を考えることが重要だ。
廊下も階段も、掃除が行き届き清潔になっているのが幸運につながる。
では、掃除の流れを以下で把握しておく。
廊下・階段掃除の手順
廊下にあるゴミや散らかったものをゴミ箱に捨てたり、元の場所に戻したりして片付ける。
掃除機で床、階段の段や踏み板を隅々まできれいにするよう掃除していく。隅々まできれいにするように心がけることだ。
掃除機で取りきれなかったほこりや髪の毛を掃き取っておく。
モップや雑巾で床階段の段や踏み板を拭く。窓やドア、手すりなど、壁面や手すりなどを拭いていく。
汚れがこびりついている場合は、スポンジやブラシでこすって汚れを落とす。
照明器具や消火器などの装置を拭いて綺麗にする。
廊下の空気を入れ替えるために、窓を開けて換気をする。
こんな感じで終了だ。
運が悪くなる廊下
運が悪くなる廊下の特徴は以下の通りだ。
- 風通しが悪く暗い
- 家の中心を通っている
- 玄関から家の端まで廊下になっている
- 突き当たりにトイレがある
- 廊下に高低差がある
風はエネルギーとともに循環するので、廊下の風通しが悪いとエネルギーが停滞することになる。
暗いと、つまづいたりして危険なのでなるべく明るくすること
東西方向の廊下が中心になり、家が南北に分断されていたり、南北の廊下の家を東西に分断していると家族が分裂するとの暗示もある。
家の端までの廊下になっていると、良いエネルギーが出ていきやすくなるのでよくない。
南北の廊下は、家を東西に分断するので、部屋と廊下が分断されてしまい健康状態に悪影響が及びやすい。
また、廊下はエネルギーの通り道なので、部屋と廊下で温度差ができてしまう。
家の中にものを置いておいたり、段差や勾配があると、つまずいて転倒する危険が出てくる。
運が下降する階段
次は悪い階段の特徴だ。
- 窓がなく暗い
- 勾配の急で踊り場がない
- 家の中心にあること玄関から直接上がっている
- 階段の下にスペースがない
- フットライトや滑り止めがない
窓があると、外の光が入ってきて適度に明るくなり昼間は暖かくなる。
階段がまっすぐの急勾配だと、万が一の時に下まで転げ落ちることがあるので、階段の途中に踊り場があると安全だ。
家の中央にある階段は大凶だ。本来なら大黒柱のあるはずの場所が、階段で吹き抜けになっていて気が弱くなるためだ。
家相では中央は一家の主を意味するので、中央が空洞になると、主人が病気にかかりやすくなる暗示になる。
さらに、窓のない階段は外の光が入らないので暗く、空気がよどみがちになる。
階段の下がすぐにドアだったり、下駄箱があったりすると転落した際の危険が増すことになる。
階段は、家の中で大きな事故が最も起きやすい場所だ。手すりをつけて、手元を明るく照らし、段には滑り止めなどを設置して安全にしておこう。